朱羽side


私と蒼空は後の事は警察に任せ、
あの男の話を思い返していた。


蒼月「ねぇ…おねぇちゃん。」


朱羽「…馬鹿な男の話なんて真に受けない。

そもそも、仮にソイツが居たとしても
私達が負けると思う??」


珍しく不安気な妹に勝気な笑顔を見せる。


蒼月「…そぉ〜だよねぇ♡
なんたってあの『双姫』だからぁ〜♪♪」


朱羽「そうそう、
その黒い笑みがあってこそなんだから!!」


私達はお母さん、元『双姫』 から
この呼び名を受け継いだ。

その意思も…だから、負けるわけない!!