それからおねぇちゃんは 神崎家に相応しい英才教育を受けた。 「朱音、頑張り過ぎよ…??」 「私がしたいだけだから。」 周りが止めてもおねぇちゃんは聞かず、 あらゆる知識を得ていった。 『こんなに頑張ったら身体壊しちゃうよ…。』 蒼空が側に居たら無理矢理にでも休ませるのになぁ。 おねぇちゃんったら言っても聞かないんだから!! 「蒼空…待っててね。 絶対にあの『約束』を守るから…。」 おねぇちゃん…??