双姫・嵐王 番外編



カーテンから漏れる光で
とっくに夜が明けていた事に気付く。


クラッ…


類「…あ??」


強烈な睡魔に襲われ、ベッドに倒れ込む。


朱音『満足出来た??…狼さん??』


掠れた声を聞いて、
改めて無理をさせてしまったと感じる。


類「ごめん…無理させた…。」


そう言うと朱音は横に首を振る。


朱音『嬉しかった…。』


その言葉と同時に額にキスを落とした。