朱音『あ、あの…あの……類ッ!?』


類「何??」


この流れはマズい!!


朱音『の、逆上せるからそろそろ上がろ??』


上がろうと類の腕を解こうとする…けど
凄い力で解けない!!


類「駄目。」


見ないように前を向いていたのに
類と目を合わせてしまった。


朱音『…あ………。』


言葉が出ない。


ずっと、ずっと、我慢してた。

この瞳に見つめられたかった。

この腕に抱き締められたかった。


会えなかった時間を埋めるように
何度も何度も熱い口付けを交わした。