あぁ…やっと、やっと終わった。


類「はあぁぁぁーーーー…。」


朱音『ふにゃッ!?』


抱き締めると反応する朱音。

それに「ふにゃッ!?」って可愛すぎだろ。


類「あー…朱音だ。」


あの女のせいで何日も
朱音不足でどうにかなりそうだった。

あまりにもアプローチがしつこいから
兄貴を生贄にしてその間に情報・証拠集めの日々。

そのせいで朱音は俺を疑ってて
色々堪(こた)えた…。


朱音
『類…??
離れてる間、ちゃんと眠れてた??』


類「んー……あんまり、かな。」


寝ようとしても寝付けなかった毎日だったが、
朱音と居ると心地良くて
今すぐにでも寝てしまいそうだ。