『まるで…公開処刑、ね………。』


「どうなっているの??」

「え…朱音様はこの事を御存知だったのかしら??」

「なら、朱音様は御独り身に!?」


様々な声が飛び交う。


グッ…


『翠…にぃ??』


「大丈夫。」


私に向けられたのは優しい笑顔。

その笑顔を見て何故か安心出来た。


「それでは、夫となる樺沢様から一言皆様に♡」


マイクが類に渡された。