「蒼空…?」


『良かったぁ…おねぇちゃん無事だぁ!!』


おねぇちゃんが生きてた事に嬉しくて喜ぶ。


「嘘…違う、違う違う違うッ!!
蒼空じゃない!あれは蒼空なんかじゃないッ!!」


『おねぇちゃん!?』


スカッ!


『あ…。』


触れようとしても蒼空の手は透けて触れない。


それからおねぇちゃんは
パニック状態になって気を失った。