双姫・嵐王 番外編



『え、自分に怒ってたって事…??』


「おぅ…/////」


恥ずかしいのか顔が真っ赤。

紫苑はあまり感情の起伏が激しくない。
だから、そんな顔みたら…。


『好きだなぁ…。』


ん??


紫苑を見ると驚いた顔をしてる。


私…今、なんて言った………??


「す、きって…。」


声に出てたッ!?


『○✕△□▽◎ーーーーーー!!!???』


この場に居るのが耐えられなくなって
お風呂場に逃げようとすると、


トン!!


「好き、ってどっちの??」


ナチュラルに壁ドンされ行く手を阻まれた。