名前……。

ふと黒板を見るとたくさん人が群がっていて見えない。

横をちらっと…

彼との目が合い…


「おはよ。君は名前なんて言うの?」


”ドクン…ドクン…”

周りの音が無くなり、心臓の音だけがうるさく聞こえる。

貴方と私の2人だけの世界にいるみたい…。