その日は紗姫の家族と俺の家族で遊園地に行くことになっていたが生憎その日は天気が悪く遊園地に行くのは中止になった。
でも俺は紗姫の家に来ていた。


「ざんねんだったねー、たのしみにしてたのに。」


「ほんとうだね。とーさんもきゅうなおしごとがはいったとかであさからバタバタでてったしー。」


俺達は紗姫の部屋でゲームしながら過ごしていた。


「ねぇ、きょうちゃん。これからもずーっといっしょにいようね。」

「うん。やくそくする。さきちゃんとずっといっしょにいる。さきちゃん。ぼくのおよめさんはさきちゃんだけだよ。」

なんて言いながら俺達は指切りげんまんをした。
この時の俺達は明日が来るなんて当たり前に思ってた。
でも実際は何がいつ起こるなんて分からないのに。