きっと愛されてる。

たったこれだけなのに、あたしの心臓は一気にうるさくなって




「…瑠伊」



動かないあたしを呼ぶように、もう一度手を引っ張られる



ちょこん、と
ベッドの下に座って、縁に肘を置いた



『…ねえ、なんであたしここにいるの…?』



「…瑠伊が途中で寝たから連れてきた」



ふわぁ、と欠伸をして眠そうに起き上がる晶にぃ


いつもと同じ晶にぃの瞳に、どこかホッとして



『ごめんね、いつも晶にぃに迷惑ばっかりかけて…』


「…21時でも十分危ねぇんだよ」


『え…?』


「つーか、外で待ってたら余計危ねぇだろ?待つならせめて会社の中で待ってろ。
分かった?」



あたしの頭に手を乗せてそう言う
優しい瞳に映されて、そんな晶にぃの言葉に視界がぼやけてくる