ゴオオオ

外は、とんでもない嵐だった。

ロッジには、斎藤と、みよの、二人だけだった。

夜。明かりは、ランプだけだった。

みよ「斎藤くん、、」

斎藤「ん?」

みよ「こんなになったから言うけど、、ガム食べる?」

斎藤「ガム?」

みよ「ポケットまさぐってたら、出てきた。」

斎藤「寒くないか。みよちゃん。」

みよ「うううん。…少し寒いかな。」

斎藤「このストーブ、着くのかな。。」

みよ「斎藤くん、こんなになったから、言うね…。いや、言わない方がいいかな~。」