最初は、ダメって言うつもりだったのに
危ないから辞めて欲しかったのに
あんな真剣な顔をみたらダメだなんて言えなかった
お父さんも同じだったんだと思う
だから、私達は「良いわよ」って言った

そして、毎日夜遅く出かけたり
夜遅くに帰ってきたり

だけど、あの日、カケルが久しぶりに笑顔を見せてくれて「ユズキに会った」そう言った