あの日、ユズキが中学に上がると同時に
「僕、1人暮らししたい
その家から中学通う」そう言いだした
私達は気づいてた
ユズキはあの街に戻りたがってる
ユズルがいた、カケル君がいるあの街に

あの街から、引っ越すと決めた時
ユズキは、泣きそうになりながら「良いよ」そう言った
私達は本当は気づいてた
ユズキが引っ越すのを嫌がってた事