「来てくれてたんだって、当たり前でしょ?行くって言ったじゃん!」 「いや……ステージの上から菜々を探したんだけど見当たらなかったから。チビだから埋もれてたのか」 「もうっ、チビとか言わないでよぉ!」 「はは、ごめんごめん」 九条くんに笑いかけられれば、胸の奥が焦げるように熱くなる。 「ほんとに……すごい、良かったよ。たくさんがんばったんだね、リハビリ。やっぱり九条くんの歌がいちばんだよ」 やだ…。 なんで私ったらこんなときにまで、また泣きそうになってるんだろう。