だって九条くんって、誰とも話そうとしないもの。 常に俺に近寄るなよ、ってオーラを放ってるような人だ。 そんな九条くんが、教室の中で誰かに自ら話しかけるなんて見たことなかったから。 まさか、私に声をかけてくる日があるなんて…。 「あっ、うん!私、琴野菜々!あの浜辺の近くに住んでるのっ」