きみだけに、この歌を歌うよ





「まぁそんなにすぐにすぐ答えはでないでしょ。つい2日前のことなんだしさ、まだまだ悩んだっていいと思うよ?」

「そう……だよね」



九条くんに会って、いつものように他愛のない会話をして、それでもういちど自分の気持ちを確認しよう。



そう思っていたのだけれど…。

その翌日になっても、九条くんの席は空いたままだった。

その次の日も、その次の日も空いたまま。



九条くんに会うことができないまま、1週間が経った。