九条くん、大変そう。 休み時間になるたびに大勢に囲まれて、落ち着く暇もないみたい。 「でも愁とか、琴野とかとは一緒に行ったんだろ〜?」 ……ぎくっ。 また、出た。 私の名前だ…。 九条くんがかなり有名になってしまったことで、九条くんと仲がいい私も周りから注目を浴びる存在になってしまったみたい…。 「琴野さんだけずるーい!ねぇ心優くん、なんで琴野さんは良くて私たちはダメなの?もしかして琴野さんのこと好きなの?」