「やったぁーっ!じゃあ決まりだねっ!次の日曜日、13時に現地集合ね?」 「いいよ、わかった」 勝手に話しが進んでしまってるし。 「ちょっと待って!私はっ!」 行かない、と言おうとしたところで。 杏里ちゃんはスキップをしながら教室を出て行ってしまった。 なんで……? ありえない。 愁とカラオケなんて、そんなのぜったいに嫌だ!