小学生のころから、なにか嫌なことがあればこの場所に来ていた。 そしておにぎりのような形をした島にむかって、思いきり声をはりあげ。 言えないことを吐き出しては、もやもやした胸をスッとさせていた。 嫌われることがこわくて、思っていることをなかなか口にすることがなかなかできない性格だから。 自宅の目の前にあるこの浜辺にきては、のみこんだ言葉を吐きだしてはストレスを発散してきた。