「つまずいたっていい、転んだっていい。少し休めばいいさ、僕のそばにおいで?泣いたっていいんだ、恥ずかしくなんてない。よく頑張ったねって、ぎゅっとしてあげるから」 九条くんは、私の好きな歌を歌ってくれてる。 もしかして、私のことを励まそうとしてくれてる? そう思うと嬉しくて嬉しくて、もう涙を止めることができなくなった。