はじめての恋は、13歳の春


真新しい制服に慣れない桜が舞う季節
教室の端に座る君とよく目が合う


一際目立つ長身に目鼻立ちのはっきりした君を好きになるのに
時間はいらなかった


君との恋は、たくさんのはじめてばかり


はじめての恋、はじめてのキス、はじめて結ばれたのも全部君だった
辛い思いもしたけど、君がはじめてで良かった