ウィンディがふわっと浮きジュリの背後に



まわり素手でジュリの剣を掴むと



そのまま壁目掛けて投げつけた。



カランカラン…剣が音をたてて転がった。



そして焦ったジュリの腕を掴むと



壁に目掛けて投げやった。



ウィンディ「もう終わりか」



一瞬息を吸うのを忘れかけた人々がハッと

して拍手を送った。



住民「流石ウィンディ様だな」


住民「やはりお強いお方だ」


などと口々に言っている



ウィンディはサラッとまとめた金髪を

ほどきながら城の中へと戻っていった。