地上の星―アカイ瞳ノ『バンパイア』―




暗闇の先、光る銀色の凶器をギラつかせてその瞳は飢えに輝いていた



「俺、ですか」


「え?」



私はジッと目をこらして、暗闇の先の人物をみつめた



そこには、遥かに髪の毛が長いクライアンがたっていた



違い…といえば黒い瞳だという事だ


「血ぃ…血ぃい………血ぃいぃぃ!」


「お嬢様…なるべくは目をつむって下さいね、こんな俺、見られたくありませんから」



目の前の化け物のようなクライアンに向けて、私の執事のクライアンが殺気を向ける



私は目をつむれと言われた


だけど、見なくてはいけない気がして…―目を背けられなれない