地上の星―アカイ瞳ノ『バンパイア』―




「この本は何?」


私はキラキラと光る、赤い色のカバーの本を手に取って開いた


この本を手にとったのは、カバーが綺麗だったという理由もある



だが、もう一つの理由はなぜかこの本には心惹かれるものがあった


「あっ!!お嬢様開いてはダメです!!」



そんなクライアンの声が響いたと思ったら、辺りが眩い光が現れる



目の前のクライアンの顔がかすんで見えた


ふっとクライアンが触れた気がする



そして間もなく、周囲を取り巻いていた空気が変わった


たった今までいた、秘密の図書室にはたくさんの特別な本たちがならんでいるだけで



2人の姿は消えていた