地上の星―アカイ瞳ノ『バンパイア』―




昔の自分はこんな事言わなかったのに…こんな事言うようになったのはお母様が死んでしまってかかしら…


小さいころは純粋だったのに



「お嬢様、今日は何します?」


「……せっかく感傷してたのに、空気読めないわよね」



「はい、すいません」


「素直なのが逆に気持ち悪いわ」


「じゃあ反論しましょうか?」


「いいえ、うるさいのは嫌いよ」


「そうですね、お体に響いたら悪いですし」


「その考えもらったわよ、もし体調が悪くなったらお父様にクライアンが悪いんだって言いつけてやるんだから」



「その時は記憶を抹消します」


「………今日は図書室に行きたいわ」



私は話が記憶抹消への道に歩まないように話を逸らした



「図書室ですね、分かりました。室内の図書室なら行きましょう」



本当は自分の家にある図書室の本は全部読んだ事があるのを黙っておいた