ふいに顔に熱が集まる。 意識をしてしまえば、ごまかしは効かない。 思わず僕の口から出た言葉はあまりにも馬鹿正直で、仁藤くんはクスリと笑った。 「僕たちの、関係はなんですか?」 「どうしても名前をつけなきゃいけないのか?」 「……いいえ、違いますね」 名前なんてなくったって僕らの関係は変わらない。 それならば、気にしなくても良いではないのでしょうか? 気がつけば、涙なんて乾いてしまいました。