一日って早い。
朝だと思ってたらもう放課後だ。
私は保健室に向かいながら空を見上げた。
太陽が赤く光って雲は桃色。
絵になる景色だ。
私は保健委員。
いつも交代で日誌をつけるんだけど今日は担当の子が休みだから私が書くことになっていた。
保健室の前まで来ると中に誰かがいる。
どうやら、男子と女子みたいだ。
それも相当チャラい…。
「あっ、ユウくん、ダメだってぇ!ここ、保健室だよぉ〜?」
「お前がかわいい、からだろ?ほら、リボン外して。」
ユウ、くん?
もしかして優也?
軽いって噂はよく聞いてたけど本当なんだね。
ドア、そっと開けて日誌だけ取っちゃおう。
終わるの待ってたら帰るの遅くなっちゃうよ。
「あん、やだぁ!首すじ舐めるとかユウくんエローい。」
私が日誌を取って出て行こうと動くとカーテンの隙間から見えた女の子の首すじに舌を這わせる優也と目が合う。
私は思わず日誌を取り落とした。
パタッと乾いた音が部屋に響く。
どのくらいの時間そうしていただろう?
私は気付いたら泣いていた。
優也は驚いたように目を見開く。
私は急いで日誌を拾い上げると教室を出た。
朝だと思ってたらもう放課後だ。
私は保健室に向かいながら空を見上げた。
太陽が赤く光って雲は桃色。
絵になる景色だ。
私は保健委員。
いつも交代で日誌をつけるんだけど今日は担当の子が休みだから私が書くことになっていた。
保健室の前まで来ると中に誰かがいる。
どうやら、男子と女子みたいだ。
それも相当チャラい…。
「あっ、ユウくん、ダメだってぇ!ここ、保健室だよぉ〜?」
「お前がかわいい、からだろ?ほら、リボン外して。」
ユウ、くん?
もしかして優也?
軽いって噂はよく聞いてたけど本当なんだね。
ドア、そっと開けて日誌だけ取っちゃおう。
終わるの待ってたら帰るの遅くなっちゃうよ。
「あん、やだぁ!首すじ舐めるとかユウくんエローい。」
私が日誌を取って出て行こうと動くとカーテンの隙間から見えた女の子の首すじに舌を這わせる優也と目が合う。
私は思わず日誌を取り落とした。
パタッと乾いた音が部屋に響く。
どのくらいの時間そうしていただろう?
私は気付いたら泣いていた。
優也は驚いたように目を見開く。
私は急いで日誌を拾い上げると教室を出た。