もうこれ以上ないほどの言葉だよ。
熱く熱くキスで応える。
そのまま押し倒して激しく求めたら
吐息まじりに「ちょっと待って」と
言われる。



「無理、待てない」



そっちが仕掛けてきたんだよ?
おあずけなんて絶対させない。



「智くん…激しい……」



目を合わせずに言うところ、可愛いよ。
たまには僕もイジワルしてあげる。



「でも好きでしょ?」



耳元で言ったら潤んだ瞳から雫がこぼれて焦った。



「え…?あ、ごめん、そんなつもりじゃ…芹、ごめん」



謝るしかない僕は激しく求めたことに即効後悔した。
突然の彼女の涙に完全にうろたえている。
そしたら「違う」と首を振り、上半身起こした彼女は僕に抱きついてきた。



頭の中が「?」な僕は固まったまま。
だって泣いてるじゃん。
僕のせいだ。