初恋の味

「いやー本当遅刻しなくてよかった〜」



もし、遅刻してたら始業式そうそう怒られてたよー



ほっとする私に葵ちゃんが言った。




「また、お菓子作ってたの?」


「うんっ!作ってたらいつの間にか、深夜になってたー」





「よくやるよなー、ケーキ見ただけで夢がパティシエになって、それから日々練習とかー」




樹があきれたように言った。




「見ただけじゃ、無いんだからっ!味も本当に素晴らしかったんだよ!!」



あのケーキで私の世界は広がった。

もう一度、


あのケーキ見たいな。