月海はあれからずっと学校には行かず、部屋に閉じこもったまま。










ご飯も食べなければ、ケータイも触らない。










唯一やる事、亡き両親からの最後の誕生日プレゼントのクマのぬいぐるみを抱いて寝る。









クマのぬいぐるみがあれば、どこでも寝れるし安心でき、発作もでない。









月海にとって唯一の形見だった。