1人は、おっさん。
もう1人は、おっさんの恋人だった。

「うるせぇ!!
俺のことは、放っておけよ」

俺は、その時も変わらずに
食べかけの食事をひっくり返した。

「翼……」

母さんは、困った表情していた。

するとおっさんが中に入ってきた。

「こら、翼君。
食べ物を粗末にしたらダメだろ!?」

怖い表情で叱り飛ばしてきた。

俺は、一瞬ビクッと戸惑ったが
すぐに元に戻り

「うるせーな。
他人が口出しをしてんじゃねぇーよ!?」

おっさんに対して変わらずの態度で言った。