俺は、余計に苛立ちを覚えた。 一向に良くならない右足と 周りの態度に。 今日もあのおっさんが来るが 俺は、怒りをぶつけていた。 「もう来るんじゃねぇーよ!!」 立ち去って行くおっさん。 すると謝っていた母さんが 「千花ちゃん。中に入って?」 千花の名を呼んだ。 えっ?まさか……千花が来たのか!? だが 「あ、あの……用事を思い出したので また改めて来ます。あの……すみません」 「千花ちゃん!?」 どうやら中に入らずに 逃げ出してしまったようだった。