車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)


さすが、早川兄ちゃん。

俺は、早川兄ちゃんとハイタッチする。
佐藤先輩達にも

それからも俺と美堂のコンビネーションは、
炸裂する。

主に美堂が、前野選手をブロックして
ボールを奪い返す。

それを俺が広い早川先輩にパスして
シュートを決めるという
流れるようなフォーメーションだ。

得点は、どんどん上がり32-46点差に。
このまま勝ち進めれる。

しかし、それが気に入らなかった
前野選手と吉田選手。
いつものように美堂がボールを奪い返すと
俺が反応するように出ようとした。

だが、何を思ったか吉田選手は、構わずに
そのまま車椅子ごと突っ込んできたではないか。

いきなり車椅子ごと突っ込んできたため
俺は、避けられず転倒してしまった。

ガッシャン!!と凄い音を立てて
車椅子ごと倒れてしまった。

『チャージング!!緑6番。』

審判員の人は、すぐに気づいて吉田選手を
チャージングする。

ファウルを5回したら退場だ。