そしてあっという間に月日は流れ、引越しの日。

戻ってきた、私の家!!!


おばあちゃんが住むこの家には、小学6年生まで住んでいた。

でも、お父さんがマンションに住みたい!と突然言い出して。


当時、1番仲の良かった子とぎくしゃくしていた私が、真っ先に賛成。


お母さんは反対していたけれど、2対1の多数決で勝った私は、中学生から引っ越すことになったのだ。



「おばあちゃん!」


「あら久しぶり。元気にしてた?」


「私はすっごい元気!おばあちゃんこそ大丈夫?」


今年で80歳になるおばあちゃんは、どうやら前から悪くしていた腰をさらに痛めちゃったらしく、私たちが呼ばれたのだ。


おばあちゃんは料理も上手ですごく優しいから、久しぶりに一緒に住むのがすごい楽しみ!