私は、宮水さゆり。

私の親友兼幼馴染は、生まれつき奇病を持っている。

そんな彼女を私も最初に見たときは、驚いた。

こんなに綺麗な子がいるんだろうかって。

周りの人とは関わらないようにし、目には光を宿していないそんな彼女が

小さいながらも思った。

彼女のそばで支えたいって。