「でもこれで信じてもらえたらじゃろ?」




なっなっとじいちゃんが私の顔を覗き込んだ。




「うっ…まぁ………うん。」




てか14年間ずっと隣に住んでいた私が気が付かなかったなんて……




千佳はカルチャーショックを受けた。





「でもだったらなんで孝良の方のじいちゃんが死んだ時葬式に来なかったの!?」





だいたい今回のような勘違いだってこの孝利っつーじいちゃんがちゃんと葬式に出ていればなかったはずなのに!





「そうなんじゃがな、わし日本にいなかったんじゃよ。」





「別に外国行ってたって死んだって知らせぐらいいったでしょ!」





「いやぁそれがちょうどラスベガスでの…」