席替えで巨が後ろになった二学期。


思いのほかよくしゃべれた巨とあたし。



「きいー、購買行くよ! !」



いつも一緒にいる愛理があたしを呼ぶ。






こんときは、恋なんてしてなかったと思う。


ただカッコよくて優しくて一緒にいたら楽しいってだけ。


それに深いいみなんてなかったよ。