!!
はっと我に返り、逃げるようにして、学習室に向かった。
その中で、私は泣いた。
嫌だよ!

え?なんで嫌なんだろ。
その瞬間、涙が引っ込んだ。
あ、そっか。
私、好きだ。奏のこと。
やっと気づいたよ。奏。
大好き。