「このご時世に新人ですって」

「敵国のスパイか…?」

「にゃー!可愛い女の子なら大歓迎~♪」

バーでは新入りが来るという知らせが入り、噂話にはなを咲かせていた。






「やぁ!はじめましてですよね!」

「ふぁいっ!?」

急に話しかけられ、思わず変な声が出てしまった。

「あはは、驚かせてしまいましたか?すみません。」

「いっ、いえ…!」

よく見ると背が高く、黒髪が似合うかなりのイケメンだ。

「俺はロイといいます。貴女がちるさんですね。」

「」