私が倒れた日から数日 私はあれから体調を崩すことなく、仕事に邁進していた。 「有栖川社長、今回のカタログのこのページなんですけど、モデルさんが着けるアクセサリーなんですけど こっちのダイヤのほうがよくなですか? このカタログに掲載されているやつと比べて写真映りが良いと思うんですよね。」 「ふむ、なるほど。 藤原さんの案でいこうか。」 「ありがとうございます。さっそくこちらで直します。」 「あっ、藤原さん 今夜空いてるかな?」