「へ~、有栖川さんは料理が苦手なんですか。」 いいこと聞いた。有栖川さんは料理が苦手なんだ。 普段は、なかなか有栖川さんのプライベートの会話をすることなんでないから すごく新鮮で楽しいな。この時間がずっと長く永遠になればいいのに。 そして私は薄々、自分でもわかっていたことを再認識した。 私は有栖川さんのことが好きなんだ。 とても大切なことを知った1日となった。