お前は俺だけの女だからな




    「はい、わかりました。全力でやらせていただきます。」




   「だけど、無理はしないでね。藤原さんのやつれた姿はみたくないからさ。



    前の職場みたいに、お客様にエクシアのジュエリーを笑顔で接客してた時の笑顔を忘れないようにね。」





    


    「はい、わかりました。



    それでですね、有栖川さん。起きて久しぶりに料理を作ったので食べていきませんか?



    あのもしよろしかったですけど。」





    「確かに少しおなかが空いたね。





    じゃあ、お言葉に甘えて夕食はいただいていこうかな。」