「2人だけの時は名前で呼んでいいってことだよ。 いちいち有栖川副社長なんて長いし、面倒だろ。 だから次からは、蓮って呼べよ。」 「逆にそうしないと罰を与えるからな。」 なんだか、おかしい方向へ話が進んでいるような気もするが 蓮さんのことだ、この数時間で、彼のなんとなくの性格はおおよそ把握できた なので反抗することなく素直に従った。 「はい、わかりました。2人の時は蓮さんって呼ぶ」ようにします。」