「 ごめんね、ついアメリカで暮らしてた時の癖でテンションがあがるとハグしちゃうクセが抜けなくてさ。」 「いきなりで驚かせてしまったね。」 「いえ、そんなことはないですよ。」 本当は心臓バクバクで、様々なことを考えたことは、なんとか隠せたかな。 と安心したのもつかの間で。 「藤原さんさ、実はドキドキした?」 そんなこと言われると、私は顔から耳まで真っ赤になってしまった。