太陽と花

私は生きたくないいっそ死んでしまいたいと何回も考えたことがあった


それでも臆病な私は実際に死のうと考えたことはなかった


でもあの時はなんの躊躇いもなく何も考えずカッターを片手に外に出た


今考えるとあのとき外に出たのは誰かに助けて欲しかったのかな、誰かに見つけてほしかったのかな



私はよく来ていた公園に来た


夜だったし雨も降っていたからもちろん誰もいなかった



私は傘もささず、カッターで手首を切った



これで死ねると思った


でもそんなことはなかった


暗闇にいた私にある光がさした