私はドアを開けた 「あら、どこ行ってたの?」 「ペンのインクがなくなっちゃったから買いに行ってた。」 「あらそう。こんな時間まで勉強なんてやっぱり凛梨は偉いわね。あなたなら絶対に桜町大学に入学出来るわ。それに優秀な医者になれる!」 「えへへ、そうかな。でも、がんばるね。奈瑠美さんの夢を叶えるためにも。」 「ええ。奈瑠美もきっと天国で喜んでるわ。優秀な妹ができて。」 そう言って綺麗な笑顔で写っている写真を見て言った そこに写っている綺麗な笑顔の女性は私の姉 1回も会ったことはない