太陽と花



「ここ俺んちなんだけど、手当したいから上がって?今誰もいないし。」






なぜか私は男の人に手を持たれているのに今までみたいな怖さはなかった



なぜだかわからないけど


それでもさすがに家に入るほど信用はしてない



男なんて何するか分からない

何考えてんのか分からない



「あーさすがに怪しいよな、いきなり初めてあった男の家にあがるなんて。じゃあ玄関で待ってて、外雨降ってるからさすがに外でって訳ではいかないし。」


「え、いや、私、帰ります。」


私はなんとか声を振り絞って言った



でももう遅くて彼はもう家の中に入ってドアを開けていた


「ほら、早くおいで?」