この高校は少し部活動見学の期間が短く、二日しかありませんでしたが、ついに自分が入りたい部活に入部届けを出しそして、吹奏楽部の先輩型に挨拶をする日がやってきました。




私たち三人は結局、吹奏楽部に入る事になりました。




私は変わらずトランペットに入りました。




もう二人も変わらず、チューバとユーフォに入り、中学に戻ったようだった。





先輩たちの挨拶が終わり、次は1年生が先輩に挨拶する番になった時に、バタバタと走ってくる音がした。






それは、カッコイイ鈴木先生だった。






「遅れてすいません。私は、吹奏楽部副顧問の鈴木亮太と言います。バスケ部の顧問もしてます。よろしくお願いします。」






私はもう一度顔が見れてとても嬉しかったという気持ちとともに悲しい気持ちもこみ上げてきた。







私は、今初めて鈴木先生の下の名前を知った。






ここで思ったことは私は鈴木先生についてあまり知らないということだ。






落ちこんでる私のところへ友達がきたので話してみた。
「まだまだ沢山聞きたいことがあるの『誕生日 血液型 好きな食べ物 彼女はいるの?』とか...私先生の事全然しらないっ」




と言ったら、友達が「当たり前だよ!まだ出会ったばっかりだよ!!これから色々と知っていったらいいよ!」




と言ってくれた、とても優しい友達を持ったなと思った。









『鈴木先生、先生といつになったら一緒にトランペット演奏できますか...?』