思い出の中の恋

『軽い熱中症かしら


もう大丈夫よ』



あの後、俺は近くにいた先生のところまで



彼女を運んだ



そして、今、救護室にいる



ベットに横たわる彼女に



「はぁ、はやく元気になれよ」



そう言い残して俺は救護室をでた